The Sashiko Japan Retreat (and all of my Sashiko Classes) have a prerequisite of [Core & Essence]. No matter how much experience they have in Sashiko, I ask them to take the [Core & Essence]. The “Core” of Sashiko I teach isn’t well introduced in English – and probably not so much in Japanese. For English, it is due to a lack of commitment & responsibility. For Japanese, the neglect of verbalizing (& keep devaluing its practice within).
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I teach “Form” and approach on top of technique & design. For this Sashiko Japan Retreat, thanks to participants who have tried hard to understand this core, I asked them to complete a piece(s) of Sashiko Stitching in advance – like a homework assignment. It will be merged into one piece by Keiko – and I am so excited to see how it turns out.
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Sashiko, introduced in English, has a very big focus on “Individualism”. After all, Sashiko exists in solitude. However, Sashiko was developed in a culture of “Collectivism”. I hope what I teach, implement, and keep offering will help us connect the West & East on a much deeper level. Please join us. I will show you something much greater than the Sashiko you may know in English. Please help us – as it requires time & patience – to acknowledge the Sashiko ignored (erased) by those who offer instant gratification for their profit.
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私達がとても大切にしている刺し子の中で、「みんな違ってみんな良い」というものがあります。単純な針目ですが、続けていけば行くほど個性が出てきて、素敵だなぁと思うのです。と同時に、「違うけれども喧嘩しない」という、私が昔ずーっと見てきた刺し子の風景を再現したくて、運針会という「刺し子の運針をお伝えする会」を開催しています。各々個性があるけれど、一緒に作品にしても違和感がない…。「個」になりがちな刺し子を、「集」としても継承できないかと。
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当初は「無理かなぁ」と思っていた企画も、日本国内で続けて行くうちに「日本の当たり前と運針の型が共通認識としてあれば、再現も継続も可能だ」という希望に満ち溢れて、今も運針会の皆様と作品を作り続けています。今回の日本の滞在は、これまでの企画に輪をかけた大きな挑戦になりそうです。それは、「日本の当たり前を共有しているかわからない人との共同作品」への挑戦です。私の日本帰国に参加される方は、皆さん私の刺し子の講座を終えていらっしゃいます。ここで紹介した程度の刺し子はすぐにできてしまうような方々です。でも、これまで、日本人以外の方の刺し子を一つの作品にしてみたことが一度もないのです。「個 (I)」が輝くべきという西洋の価値観と、「集(WE)」が価値観の日本の価値観。混じるのかどうか。
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私も西洋の文化の中で日々過ごしている一人として、今回の企画に参加しています。日本帰国までの宿題ねーとお願いした刺し子布が日本に持ち寄られ、そしていつか一つの作品になる。その時にどういう刺し子が出来上がってくるか、楽しみで仕方ないのです。
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少々愚痴になるのですが、ここまでして漸く「刺し子における国際交流」と言えるのではと思っています。誰かの言葉を正解として翻訳し、知ったかぶりで教えて表面だけを厚くして、厚顔無恥に「架け橋だ」なんて、簡単に言ってほしくないんですよね。ここまでくるのに、10年。最初の葛藤から数えると20年以上の月日が経っているので。
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2024-10-27 22:12:14
I hope I can come next time! 🤞
圧巻です!
淳さんと皆さまの作品を拝見できるのを楽しみにしてます😊
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